仲間やスタッフと共に暮らしながら、生活リズムを整えるための施設です。ダルク創設以来、修理をしながらずっと使われています。東京都指定の福祉ホームです。
サポート内容
生活サポート
自立、社会復帰に備えて、生活リズム作り、食事作り、洗濯、掃除など、自分のことは自分でできるよう粘り強くサポートします。緊急時に対応するため毎日スタッフが宿直しています。
金銭管理
入所者の同意のもと、金銭管理を行います。薬物の再使用からご本人を守る、安全のための
金銭管理です。最初は1日分の生活費から始めます。プログラムが進むと1週間分、そして自立(一人暮らし)に向けて1月分を渡す流れになっています。一日の生活費は2,000円プラス交通費です。
健康管理
必要に応じて、病院の受診援助を行います。月に1回、セカンドチャンスにて、看護師による健康チェックを行います。月に2回ほど、栄養状態に配慮した食事を提供します。
就労サポート
3ヶ月の基本期間終了後、状況に応じて就労の準備に入ります。どんな仕事が向いているのか、得意なこと、苦手なことを個別で話し合いながらす進めていきます。働くまでの不安な気持ちを
一緒に考えながら、働ける自信や働いてみようと思えるようにサポートしていきます。履歴書の書
き方を練習したり、ハローワークへの同行を行うこともあります。
仕事内容は、薬物の再使用につながるようなストレスの高い仕事ではなく、軽作業や短時間のアルバイトから始めていきます。個人差はありますが、負担の少ない仕事から、自分にあった仕事につくまで、何回かチャレンジしながら、社会復帰していきます。
*個別相談は、スタッフが常駐しているので入寮者はいつでも相談できます。夜間も12時までなら相談できます。
職員
ダルクホーム施設長 幸田実、他職員1名
施設
ダルクホーム定員:9名
鉄筋3階建て、総面積201平方メートル
1階 事務所、居室(4名)
2階 リビングルーム、調理場・食堂
3階 居室(5名)、風呂、スタッフ宿直室
プログラム
- 1日3回のグループミーティングに参加します。
- スポーツ(ソフトボールやバレーボール)、レクリエーション(高尾山登山、食事会、宿泊研修会、ヨ ガ等)、各種セミナー(自助グループのセミナー、他ダルクのフォーラム等)に参加します。
- 入寮者には担当スタッフがつき生活面をサポートします。
- プログラム期間は個人差があります。最低3ヶ月が基本プログラム期間(グループミーティング中 心)です。その後就労・自立・退寮までには更に3ヶ月から2年を要する場合もあります。
- 退寮後は、アフターケアとして、ダルクに定期的に通うことを勧めています。
週間予定表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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10:00~11:00 | ダルク ハウス ミーティング | ダルク ミーティング SC | ダルク ミーティングSC | 休 | |||
13:30~15:00 | ダルク ミーティング SC | スポーツレクリエーション | 休 | 休 | |||
19:00~20:30 | 各地で行われる自助グループのミーティング |
ダルクで行われているミーティングは、毎日テーマを決めてそれについて語り合います。基本的に”言いっぱなし”の”聴きっぱなし”のスタイルで行い、非難や批判をされることなく、お互いの経験を分かち合う場です。また、その場で話されたことは、他の場所で話題にすることはお互いにせず、個人の秘密は守られます。
- ハウスミーティングでは、ダルクを利用する上での日常的な様々な問題を、スタッフを含めたメンバー全員で話し合います。
- ステップミーティングでは、自助グループが提案する12ステップのうち最初の3ステップをメンバー全員で学びます。
- 日曜の午前午後は、基本的にプログラムは休みです。セミナーなどのイベントがある場合は全員で参加します。
- ダルクミーティングSCとは、ダルクセカンドチャンスで行うミーティングをさします。
禁止事項
施設内での薬物使用、暴力、異性との交際等があった場合には、退寮していただくこともあります。(その他、詳細については来所相談の上、ご確認ください。)
費用
入寮費(1ヶ月につき):120,000円
ホーム利用料(水光熱費及び共益費) | 20,000円 |
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プログラム費(雑費含む) | 30,000円 |
交通費 | 10,000円 |
生活費(1日2,000円) | 60,000円 |
*その他医療費は実費請求とさせていただきます。
*生活保護を受けている方はご相談ください。
所在地
詳しくは、アクセス情報をご覧ください。